「個人事業主やフリーランスでも、法人と同じようにファクタリングを利用できるのか?」という疑問をお持ちではないでしょうか。

2026年現在、個人事業主の請求書を買い取り、早期現金化に対応しているファクタリングサービスは数多く存在します。かつては法人間取引が主流でしたが、現在は個人事業主やフリーランス特有の少額案件、柔軟な審査体制を整えた業者が増えており、有力な資金調達の手法として定着しています。

ただし、個人事業主がスムーズに資金調達を成功させるためには、「個人との取引実績が豊富な申込先」を的確に選ぶことが何より重要です。業者によって買取可能額の下限や手数料率、対面・非対面といった手続きの流れには大きな差があり、選び方を誤るとせっかくの利便性を活かせないこともあるからです。

この記事では、個人事業主でも利用可能な厳選16社の最新データ(手数料・入金スピード)を徹底比較。各社の特徴はもちろん、申込前に知っておきたい注意点や、最適な一社を見極めるためのポイントまで詳しく解説します。

これからファクタリングを活用してキャッシュフローを改善したい方は、ぜひこの記事を比較検討のガイドとしてお役立てください。

個人事業主でも利用可能なファクタリング業者比較表

サービス名手数料買取下限額入金スピード必要書類点数
ペイトナー10%固定1万円最短即日3点
QuQuMo1%~下限なし最短2時間4点
みんなのファクタリング7.0%~15.0%1万円最短60分4点
ベストファクター2%〜30万円最短即日3点
ビートレーディング2%~12%程度下限なし最短2時間3点
ラボル10%固定1万円最短1時間3点
PAYTODAY1%〜9.5%10万円最短30分4点
FREENANCE3%〜10%1万円最短即日3点
AGビジネスサポート2%~10万円最短即日4点
OLTA2%〜9%非公開最短即日4点
ウィット非公開下限なし最短2時間非公開
バイオン10%固定5万円最短60分4点
買速2%〜10%10万円最短30分3点
トップ・マネジメント0.5%〜12.5%非公開最短即日4点
FinFinファクタリング3%~10%1万円最短即日非公開
日本中小企業金融サポート機構1.5%〜下限なし最短3時間3点

個人事業主でも利用可能なファクタリング業者を比較してみました。手数料や、買取下限額、入金スピード、必要点数をまとめていますので参考にしてみてください。

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個人事業主はファクタリングの審査落ちが多い?審査通過のコツ

「個人事業主はファクタリングの審査に通りにくい」という話を聞き、不安を感じている方も多いかもしれません。

結論から言うと、個人事業主だから必ず審査に落ちるわけではありません。ただし、法人と比べると審査で不利になりやすいポイントがあるのは事実です。

個人事業主は、法人決算書がない、事業規模が小さく見られやすい、売掛金が少額になりやすい、といった理由から、ファクタリング会社が「リスクが高い」と判断するケースがあります。

そこで、審査落ちに関する4つのポイントをまとめてみました。

それぞれ順に解説します。

審査の厳しさの判断はHPで公開している審査通過率を確認

ファクタリング会社のホームページには「審査通過率」が掲載されている場合があり、審査の厳しさを判断する際の重要な基準となります。

「審査通過率なんて本当に信用できるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、実態よりも大幅に高い数値を掲載すれば、多くの申込者が審査落ちした際に「情報が嘘だった」という悪評がSNSなどで一気に広まるリスクがあります。情報発信が誰でも手軽にできる現代では、虚偽の数字はすぐに露見してしまいます。

そのため、高い審査通過率を公表しているファクタリング会社は、以下のように評価できるでしょう。

  • 柔軟な審査基準に自信を持っている
  • 信頼性を重視した透明な情報公開を行っている
  • 個人事業主や審査に不安がある方でも申し込みやすい

審査通過率が高いファクタリング会社を選ぶことは、審査落ちのリスクを減らし、スムーズな資金調達につながります。個人でファクタリングを検討している方は、まず各社のホームページで審査通過率を比較してみましょう。

審査通過率を申込先選びの参考にする際の注意点

審査通過率は申込先選びの参考になりますが、以下の3点に注意が必要です。

  • 審査通過の可能性は高くとも、買取条件まで好条件とは限らない
  • 法人が利用対象の中心である場合、個人事業主が利用しやすいとは言い切れない
  • 申込条件が厳しくないかの確認が必要

審査通過率が高い会社でも、手数料が高額だったり、担保・保証人が必要なケースもあります。審査通過後は手数料や契約内容に問題がないかを必ず確認しましょう。

また、利用者の大半が法人の会社では、個人事業主が審査を通過しやすいとは限りません。個人事業主専門、または個人事業主歓迎を明示しているファクタリング会社であれば、審査通過率の信頼性も高まります。

さらに、業歴・資本金・売上などの申込条件が厳しすぎると、そもそも利用対象外となる可能性もあります。審査通過率だけでなく、自分が申込条件を満たしているかも事前に確認しておきましょう。

売掛先が上場企業などの信用力が高い請求書を準備する

ファクタリング審査において最も重視されるのは、利用者本人の信用力ではなく「売掛先の支払い能力」です。ファクタリング会社は売掛債権を買い取る際、万が一売掛先が倒産して代金が回収できなくなるリスクを考慮するため、取引先の社会的信用を厳しくチェックします。

そのため、複数の請求書の中から申請する債権を選べる場合は、以下のような信用力の高い売掛先の請求書を優先して提出することをおすすめします。

  • 東証プライムなどに上場している大手企業
  • 国や地方自治体などの公的機関
  • 設立年数が長く、業界内での実績が豊富な企業

一方で、設立間もないベンチャー企業や個人商店が売掛先の場合は、支払い能力の不透明さから審査が厳しくなる傾向があります。

「確実に支払いが行われる」とファクタリング会社に判断してもらえる請求書を提示することが、審査通過への近道です。個人事業主であっても、売掛先の信用力が高ければ審査を有利に進められる可能性が高まります。

過去に入金実績がある取引先を優先!エビデンスで信頼性アップ

ファクタリングの審査では、今回が初めての取引先よりも、過去に複数回・定期的に入金実績がある取引先の請求書を提出する方が圧倒的に有利です。

審査の際はほぼ必ず、請求書とあわせて銀行通帳のコピーの提出を求められます。これは「架空の取引ではないか」を確認するためであり、通帳の入金履歴はファクタリング会社にとって取引の実在性を判断する重要な材料となります。

通帳に以下のようなエビデンス(証拠)が残っていれば、審査において高い信頼性を示すことができます。

  • 毎月決まった日に同じ取引先からの入金がある
  • 複数回にわたって継続的な取引が確認できる
  • 請求金額と入金額が一致している

こうした履歴は「この売掛債権は確実に回収できる」という証明になり、審査通過の可能性を高めます。

複数の請求書の中からどれを申請するか迷っている場合は、過去の入金実績がしっかり通帳に残っている取引先との案件を優先して選ぶことが、審査通過の鉄則と言えるでしょう。

2社間ファクタリングで落ちたら売掛先の承諾を得よう

3社間ファクタリングの仕組み

「2社間ファクタリング」は売掛先への通知が不要なため、手続きが簡略できることから短時間での資金調達に成功できる可能性を高めます。

しかし売掛先が債権の譲渡に関して承諾していない状況であり、債権の支払いに関しても売掛先からファクタリング会社に対して直接行われることがないため、3社間ファクタリングと比較して売掛債権の回収リスクが高まり審査が厳しめに行われる傾向があります。

ですがこれを逆に考えた場合、2社間ファクタリングの審査に落ちた場合でも「3社間ファクタリング」を選択することで審査通過の確率を高められるということになります。

売掛先への通知が必要になる分、即日での売掛債権現金化はほぼ不可能となるなど資金調達スピードは低下しますので注意が必要ですが、2社間ファクタリングの審査に落ちた場合には、3社間ファクタリングの利用をご検討ください。

取引先の印象は決して良くないため慎重に検討する

取引先(売掛先)がファクタリングに対して正しい知識を持ち、理解を得られる場合には、3社間ファクタリングは非常に魅力的な選択肢です。2社間ファクタリングと比較して手数料が低く抑えられる傾向があり、審査通過の可能性も高まりやすいというメリットがあります。

しかし、取引先がファクタリングについての知識を持っていない場合や、良い印象を持っていない場合は注意が必要です。通知や承諾を求める連絡が届いた取引先から、以下のような誤解を招く恐れがあります。

  • 「資金繰りが悪化しているのでは?」と経営状況を疑われる
  • 「銀行融資が受けられないほど信用力が低いのでは?」と思われる
  • 今後の取引継続に対して不安を持たれる

こうした誤解が生じると、長年築いてきた取引先との信頼関係に亀裂が入るリスクも否定できません。

3社間ファクタリングを検討する際は、手数料などのコスト面だけでなく、取引先との関係性への影響も十分に考慮したうえで、慎重に判断することが大切です。

少額ファクタリングなら審査に通過できる可能性が高い

審査に不安がある個人事業主にとって、最も現実的で効果的な対策が「少額ファクタリング」です。

ファクタリング会社にとっても、取引金額が小さいほどリスクは低くなります。個人事業主にとっては堅実的であり、ファクタリング会社との信頼関係を構築するのにも役立ちます。

そのため、「初めて利用してみたい」、「売掛先の信用力が高くないから」、「まだ事業実績が浅い」といった場合でも、少額ファクタリングでは、数万円〜数十万円規模の請求書であれば審査に通りやすくなる傾向があります。

まずは少額で実績を作り、「きちんと回収できた」、「問題なく取引できた」という評価を得ることで、次回以降の審査がスムーズになるケースも少なくないでしょう。

個人事業主向けファクタリング業者16選!対象サービスを徹底比較

個人事業主向けおすすめファクタリング業者16選

個人事業主が選ぶべきファクタリング会社とは、利用対象に個人事業主を含んでいるだけでなく、素早い資金調達が可能であり必要な額の債権買取に対応できるなど、多くの個人事業主にとってメリットの多い特徴を持つ場所である必要があります。

数あるファクタリング会社の中でも、「個人事業主が現実的に使える」、「条件が分かりやすい」、「審査・スピード面で実績がある」という観点から、おすすめのファクタリング業者16社を解説します。

まずは上記16社の中から申込先をご検討していただくことで、ファクタリング会社選びに必要な時間と労力を大きく削減していただくことができるようになるでしょう。

それぞれ詳しく解説してきます。

ペイトナーは最短即日での請求書買取と手数料一律10%

ペイトナー
手数料10%固定
入金速度最短即日
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額1万円〜300万円(初回最大30万円)
必要書類本人確認書類・請求書・通帳コピー(直近3ヶ月分)
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無非公開

ペイトナー最大の特徴は、手数料が一律10%固定である点です。多くのサービスでは「1%〜」と下限のみが強調され、実際には審査後に高い手数料を提示されるケースも珍しくありません。ペイトナーなら申込み前から手元に残る金額を正確に把握できます。

また買取下限額は1万円と低く、単発案件や小規模な請求書にも対応可能。売上が安定しにくい個人事業主にとって心強い仕様です。申込みから契約までオンラインで完結し、必要書類は3点のみで最短即日入金に対応しています。

ただし手数料は固定のため、より低い手数料を希望する方には不向きな点に注意が必要です。

ペイトナーの公式サイト

QuQuMoはオンライン完結で最短2時間!利用可能額制限なし

QuQuMo
手数料1%~
入金速度最短2時間
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額下限・上限なし
必要書類本人確認書類・請求書・通帳コピー(直近3ヶ月分) ※個人事業主は開業届又は青色、白色の確定申告書一式と健康保険証も必要
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

QuQuMo(ククモ)は完全オンライン完結型で最短2時間入金に対応しています。買取金額に下限・上限の制限がなく、売掛金額が月によって変動しやすい個人事業主や、今後の売上拡大を見込む成長期の事業主にも使いやすい設計です。

手数料は1%〜と低水準ですが、実際の金額は売掛先の信用力や取引継続性によって変動します。安定した取引実績がある場合は有利な条件が出やすい傾向があります。

売掛先が小規模だったり取引実績が浅い場合は手数料が高めになる可能性がある点は注意が必要です。

QuQuMoの公式サイト

みんなのファクタリングは土日祝日も対応!オンライン完結型

みんなのファクタリングは土日祝日も利用可能
手数料7.0%~15.0%
入金速度最短60分
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額1万円~300万円
※ただし初回は100万円まで
必要書類請求書・通帳コピー・請求に対するエビデンス
※会員登録に本人確認書類が必要
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

みんなのファクタリング最大の特徴は、土日祝日でも申込み・対応が可能な点です。平日は本業で動けない個人事業主や副業・兼業で事業を行っている方にとって、曜日を問わず相談できる点は大きなメリットです。

最短60分入金に対応しており、「月曜朝の支払いに金曜夜気づいた」といった緊急時にも資金調達の選択肢となります。買取下限額は1万円からで、フリーランスや小規模事業者も利用しやすい設計です。

手数料は7.0〜15.0%と幅があり、スピードを優先する分コストはやや高めになる可能性がある点は注意しましょう。

みんなのファクタリングの公式サイト

ベストファクターは年間相談実績1万件以上で財務コンサルも対応

ベストファクター
手数料2%〜
入金速度最短即日
審査通過率98%
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額30万円〜1億円(1社につき)
必要書類請求書・身分証明書・通帳コピー
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無留保可能

ベストファクターはファクタリングサービスにとどまらず、継続利用者には財務コンサルティングを無料で受けられる点が特徴です。個人事業主の場合、一時的な資金不足ではなく、慢性的に資金繰りが苦しいというケースも少なくありません。ベストファクターは、そうした状況に対して金融機関で融資を受けられない場合でも迅速に資金調達ができる点が評価されています。

手数料は2%〜と低水準ですが、買取下限額は30万円からで、数万円レベルの資金調達には不向きですが、ある程度まとまった売掛金を保有している個人事業主には有力な選択肢といえるでしょう。

必要書類は3点で最短即日入金にも対応していますが、スピード最優先というよりは「条件・継続性・資金繰り全体」を重視する方向けのサービスです。

ベストファクターの公式サイト

ビートレーディングは請求書買取にも対応!取引実績も豊富

トレーディング
手数料2%~12%程度
入金速度最短2時間
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額下限・上限なし(1万円〜7億円までの買取実績あり)
必要書類売掛債権に関する資料(契約書、発注書、請求書など)・口座の入出金明細(直近2か月分)
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無留保可能

ビートレーディングは2012年創立、取引実績7万件以上を誇る業界最大手クラスのファクタリング会社です。長年の実績とノウハウを背景に、審査対応の柔軟さが個人事業主にとって大きなメリットとなっています。

売掛先が中小企業や個人事業主であっても、取引実態が確認できれば前向きに審査してもらえるケースが多く、「大手=審査が厳しい」というイメージとは異なります。買取金額に下限・上限はなく、少額請求書にも対応。必要書類は2点と少なく、最短2時間での入金実績もあります。

初めてのファクタリングで信頼できる会社を選びたい方に、バランスの取れた選択肢です。

ビートレーディングの公式サイト

ラボルは個人事業主・フリーランス特化!手数料も一律10%

ラボル
手数料10%固定
入金速度最短1時間
審査通過率非公開
利用対象者個人事業主
利用可能額1万円〜上限は非公開
必要書類本人確認書類・請求書・通帳コピー(取引を示すエビデンス)
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無非公開

ラボルは、個人事業主・フリーランス専用設計ともいえるファクタリングサービスです。2社間ファクタリングが基本なので、取引先に知られる心配もなく、ファクタリングに不安を感じている方でも心理的ハードルが低いのが特徴です。

手数料は10%固定で、審査後に手数料が変動することがなく、「最終的にいくら入金されるか」が事前に把握できます。買取下限額は1万円で必要書類は3点、最短1時間での入金にも対応しています。開業直後や売上が不安定、少額請求書しかないといった個人事業主でも利用しやすい設計は魅力的です。

一方で、もっと手数料を抑えたい人には不向きですが、「初めてでも失敗したくない」、「とにかく分かりやすさ重視」という方には非常に相性が良いサービスといえるでしょう。

ラボルの公式サイト

PAYTODAYは完全オンライン完結!最短30分で資金調達

PAYTODAY
手数料1%〜9.5%
入金速度最短30分
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額10万円〜上限なし
必要書類請求書・代表者様の本人確認書類・通帳コピー(直近6ヶ月分)・前年度の決算書
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

PAYTODAYは最短30分入金を武器にしたファクタリングサービスで、2025年7月には累計申込額250億円を突破しています。申込みから契約まで完全オンラインで完結し、面談・来店・取引先への通知もすべて不要です。

  • 原則面談も不要のオンライン完結ファクタリング
  • 下限手数料1%!上限も10%を切る手数料の安さ
  • 資金調達完了まで最短30分

手数料は比較的低水準で、売掛先の信用力が高ければ個人事業主でも好条件が期待できます。買取下限額は10万円のため少額には不向きですが、広告費や外注費など今日中に動かしたい資金がある場面で特に有効です。とにかくスピードを最優先したい個人事業主に適したサービスです。

PayTodayの公式サイト

フリーナンスは手数料上限10%!業務中の事故への補償もあり

FREENANCE
手数料3%〜10%
入金速度最短即日
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額1万円〜上限なし
必要書類請求書(契約書,発注書)・公共料金の領収書(請求書)・通帳コピー
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

フリーナンスは、ファクタリングにとどまらず個人事業主・フリーランス向けの総合支援サービスを提供している点が大きな特徴です。2社間ファクタリングながら上限手数料10%と低水準で、審査結果は最短30分で通知されます。

  • 無料会員登録だけで最大5,000万円補償の「あんしん補償Basic」が適用
  • フリーナンス口座を活用するほど手数料引き下げが期待できる
  • 初回利用手数料50%キャッシュバックなどキャンペーンも充実

請求書の入金先にフリーナンス口座を指定することで即日買取の可能性が高まります。初回は口座開設などの手続きに時間がかかる場合がありますが、一度登録すれば補償・手数料優遇・即日対応と多くのメリットを享受できます。

FREENANCEの公式サイト

AGビジネスサポートはアイフルグループが運営!手数料優遇あり

AGビジネスサポート
手数料2%~
入金速度最短即日
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額10万円〜上限は非公開
必要書類本人確認書類・買取希望の請求書・入金済みの請求書・通帳コピー
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

AGビジネスサポートは、大手消費者金融「アイフル」グループが運営するファクタリングサービスです。中小規模の事業者も多いファクタリング業界において、上場企業グループによる運営という点は個人事業主にとって大きな安心材料です。

金融グループならではのコンプライアンス体制と契約の透明性が整っており、「信頼できる会社か」「不利な条件を後出しされないか」といった不安を抱えやすい個人事業主にも安心して利用しやすい環境が整っています。

手数料は2%〜と低水準で、売掛先の信用力や取引実績次第では好条件での利用も期待できます。買取下限額は10万円からのため、ある程度まとまった売掛金が発生している方に向いているサービスです。

OLTAは上限手数料も9%!最長6ヶ月の延現金の買取にも対応

OLTA
手数料2%〜9%
入金速度最短即日
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額非公開
必要書類請求書・代表者様の本人確認書類・通帳コピー(直近4ヶ月分)・前年度の決算書
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

OLTAは、上限手数料9%という業界内でも低水準のコスト設計が特徴のオンライン完結型ファクタリングサービスです。個人事業主にとってファクタリング最大のデメリットは手数料の高さですが、OLTAはその不安を抑えたい人に向いています。

OLTAの特徴は、財務データや取引履歴をもとにした独自のAI審査を展開しています。感覚的・属人的な判断ではなく、売掛先の信用力や入金実績などを数値で評価するため、条件が整っていれば個人事業主でも安定した条件が提示されやすい傾向があります。最長6ヶ月先の売掛金にも対応しており、個人事業主にとって、計画的な資金繰りを組み立てやすい点もメリットです。

必要書類は4点とやや多めですが、すべてオンラインで提出可能ですし、最短即日入金にも対応しています。

ウィットは完全非対面でオンライン完結!請求書の現金化にも対応

ウィット
手数料非公開
入金速度最短2時間
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額下限なし〜500万円
必要書類非公開
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

ウィットは、完全非対面・オンライン完結を前提としたファクタリングサービスで、「細かい比較よりも、とにかく早く現金化したい」というニーズに特化しています。

手数料や必要書類の詳細は非公開ですが、最短2時間での入金実績があり、急な支払いや資金ショート回避といった「今すぐ現金が必要な場面」で選択肢になります。

個人事業主の中には、「条件比較をしている時間すらない」「とにかく今日中に入金されることが最優先」という状況に追い込まれるケースも少なくありません。

ウィットは、そうした緊急性の高い場面に対応しやすいサービスといえるでしょう。

買取下限額が設けられていない点も特徴で、少額債権でも相談可能です。ただし、条件が見えにくい分、事前に見積内容をしっかり確認して即決せず最終条件を見るといった慎重さは必要です。

バイオンは少額債権も対応!最短60分で買取可能で手数料10%

バイオン
手数料10%固定
入金速度最短60分
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額5万円〜上限は非公開
必要書類請求書・本人確認書類・通帳コピー(直近3ヶ月分)・前年度の決算書
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

バイオンは、手数料10%固定・少額債権対応という分かりやすい条件設計が特徴のファクタリング会社です。ファクタリング初心者の個人事業主にとって、「条件が途中で変わらない」という点は非常に大きな安心材料になります。

買取下限額は5万円からと、個人事業主が扱いやすい金額帯を設定しており、フリーランスの案件単位の請求書や、小規模取引の売掛金でも利用しやすいのが特徴です。

AI審査で最短60分での入金に対応しており、「今日中に数万円〜十数万円が必要」といったシーンで資金調達の選択肢となるでしょう。

必要書類は4点ですが、オンラインで完結するため手続きの負担は限定的です。一方で、固定手数料のため、売掛先の信用力が非常に高い場合でも、手数料が下がることはありません。

買速は個人事業主の審査通過率92%以上で他社からの乗換も歓迎

買速は個人事業主の審査通過率92%以上
手数料2%〜10%
入金速度最短30分
審査通過率80%以上
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額10万円〜5000万円
必要書類本人確認書類・請求書・通帳コピー
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

買速は審査通過率80%以上(2022年3月集計)を公表している点が最大の特徴です。この数値は、「過去に他社で審査落ちした個人事業主」から注目される理由でもあります。ファクタリングでは、売掛先の規模や取引年数、請求書金額といった要素で、機械的に審査に落とされるケースもあるものです。赤字決算などの条件に対して、買速は比較的柔軟に判断する姿勢を取っています。

手数料は2%〜10%、買取下限額は10万円からで、最短30分での入金にも対応しており、スピード面も優秀です。必要書類は3点と少なく、「書類準備で時間を取られたくない」という個人事業主にとって利用しやすい点も評価できます。

「一度落ちたが、もう一度可能性を探したい」、「スピードと通過率を重視したい」という場合に、有力な候補となるファクタリング会社です。

トップ・マネジメントは注文書ファクタリングも対応可能

トップ・マネジメント
手数料0.5%〜12.5%
入金速度最短即日
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額最大3億円(1社につき最大1億円)
必要書類本人確認書類・請求書・通帳コピー(直近7ヶ月分)・決算書
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無留保可能

トップ・マネジメントは、10年以上の運営実績を持つ老舗ファクタリング会社です。総買取件数が65,000件以上と、長年にわたって法人・個人事業主双方の資金調達を支援してきた実績があり、柔軟な対応力に定評があります。また、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方に対応しています。

来社する必要もなく、出張面談にも対応しており、初めてのファクタリングでオンラインだけでは不安な方にも安心できるのが特徴です。さらに、オンラインのzoomミーティングを利用したリモート面談にも対応しています。実際に担当者が真摯にサポートしてくれるのは、初めての利用者にとって助かるシステムといえるでしょう。

手数料は0.5%〜12.5%と幅がありますが、条件次第では低コストでの利用も可能です。最短即日入金で必要書類は4点となっています。

FinFinファクタリングはスマホ1つで請求書売却可能

FinFinファクタリングはスマホ1つで請求書売却可能
手数料3%~10%
入金速度最短即日
審査通過率非公開
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額1万円〜
必要書類非公開
契約方法2社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無原則不要

FinFinファクタリングは、スマートフォン1つで完結し、請求書発行アプリと連動できる点が特徴で、ラボルが運営しています。会計ソフトの「FinFin」は請求書の発行や確定申告に強い味方となっており、普段からスマホで業務管理を行っている個人事業主にとって、非常に相性の良いサービスといえるでしょう。

手数料は3%〜10%で買取下限額は1万円からとなっており、少額対応かつ最短即日入金にも対応しています。請求書作成から送付、資金化までを一つの流れで管理できるため、「業務効率を落とさずに資金調達したい」というニーズに応えています。

「日常業務の延長でファクタリングを使いたい」「PCよりスマホ中心で仕事をしている」といった個人事業主に向いているサービスです。

日本中小企業金融サポート機構は経営革新等支援機関

日本中小企業金融サポート機構
手数料1.5%〜
入金速度最短3時間
審査通過率95%
利用対象者法人・個人事業主
利用可能額下限・上限なし(3万円〜2億円までの買取実績あり)
必要書類請求書(売掛債権に関する資料)・通帳コピー(直近3ヶ月分)
契約方法2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記の有無非公開

日本中小企業金融サポート機構は、経営革新等支援機関として認定されている点が最大の特徴です。2026年3月までに資金繰りの課題解決では、総額543億円で24,670社、27業種をサポートしている実績があります。

公的信頼性を重視する個人事業主から支持されています。

手数料は1.5%〜と低水準で、買取下限額の制限もありません。非対面の契約が可能であり、最短3時間での入金など、コストとスピードのバランスが取れています。

日本中小企業金融サポート機構では2億円の買取実績もあり、小さな案件から大規模な事業にまで幅広く対応しているのも魅力的です。

必要書類も少なく、「低コストで、なおかつ安心して利用したい」という個人事業主にとって有力な選択肢といえるでしょう。

ファクタリングの一括見積もりサービスの利用もおすすめ

「どの業者なら審査を通過できるのか分からない」「1社ずつ申込むのは手間と時間がかかる」という場合には、ファクタリングの一括見積もりサービスを活用するのも有効な方法です。

一括見積もりサービスとは、1回の入力で複数のファクタリング会社に同時に見積もり依頼ができるサービスです。以下のようなメリットがあります。

  • 複数社の手数料・条件をまとめて比較できる
  • 審査落ちによる時間ロスを最小限に抑えられる
  • 自分の状況に合った業者を効率よく見つけられる

個人事業主がファクタリングを利用する際、審査基準は会社によって大きく異なります。ある会社では審査落ちとなった案件でも、別の会社では通過できるケースは珍しくありません。1社ずつ順番に申込んでいると、それだけ資金調達までの時間がかかってしまいます。

急ぎの資金調達が必要な場面では特に、一括見積もりサービスを入口として活用し、条件の良い会社に絞って本申込みを進めるという流れが効率的です。初めてファクタリングを利用する個人事業主にとっても、比較検討のハードルを下げてくれる便利な手段といえるでしょう。

次に3つのファクタリング一括見積サービスの特徴をみていきます。

Payなび

Payなび
  • 審査通過率95%以上のファクタリング会社のみを紹介
  • 必要書類は請求書と入出金明細(直近3ヶ月分)の2点
  • クイック診断で理想のファクタリング会社が見つかる

Payなびは、審査通過率95%以上のファクタリング会社のみを紹介する一括見積もりサービスです。

法人だけでなく、個人事業主やフリーランスも利用できます。審査通過率が高いのが魅力であり、赤字運営や債務超過で頭を悩ましている場合でも利用可能なので、迅速な資金調達の心強い味方となってくれます。

必要書類は請求書と直近3ヶ月分の入出金明細の2点のみとシンプルで、必要書類をアップロードすればクイック診断機能により、オンラインで自分に合った業者を効率的に見つけることができます。 審査が通ったファクタリング会社からのみ連絡が入るので、無駄な営業電話に悩まされることもありません。「何社も落ちるのは避けたい」という方に適しています。

ファク探

ファク探
  • 厳選された3社からの条件提示が受けられる
  • 最短3時間での資金調達が可能
  • 来店不要なファクタリング会社のみだから全国から利用できる

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チョウタツ王

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個人事業主必見!ファクタリング業者の選び方3選

個人事業主向けにファクタリング業者の選び方を解説

個人事業主がファクタリング業者を選ぶ際に重要なのは、「有名だから」「検索上位に出てきたから」といった理由ではなく、自分の事業状況に本当に合った条件かどうかです。

ファクタリングは融資と異なり、審査基準やサービス内容が業者ごとに大きく異なるため、選び方を間違えると「思ったより資金調達が遅い」「手数料が想定以上に高い」といった事態になりかねません。

ここでは、個人事業主がファクタリング業者を選ぶ際に、最低限押さえておきたい3つの判断ポイントについて、具体的に解説します。

今日中に事業資金が必要なら即日ファクタリングを選ぶ

「今日中に支払いがある」、「資金が足りず事業が止まりそう」といった状況では、即日対応可能なファクタリング業者を選ぶことが絶対条件になります。

ただし、注意すべきなのは「即日対応」と書かれているすべての業者が、必ず即日入金してくれるわけではないという点です。即日ファクタリングが成立するためには、以下のような条件が揃っている必要があります。

  • 申込みから契約までオンラインで完結できる
  • 売掛先の承諾が不要な「2社間ファクタリング」に対応している
  • 審査工程が簡略化・システム化されている
  • 必要書類が3〜4点程度に抑えられている

これらの条件が欠けている場合、「即日可能」と書かれていても、実際には数日かかるケースもあり得ます。特に、面談必須・郵送契約・3社間ファクタリング前提の業者は、即日入金には向いていません。

また、申込み時間も即日可否を大きく左右します。多くの業者では、午前中〜昼過ぎまでに申込みと書類提出が完了していないと、当日入金に間に合わない可能性があります。

そのため、「今日中に必要」な場合は、スピード実績が明確な業者を優先して選ぶことが重要です。

インターネット上で完結できるファクタリングの方が便利

オンライン完結型のファクタリングは、個人事業主との相性が非常に良い資金調達方法です。理由は手続きの手軽さだけでなく、時間・コスト・精神的負担のすべてを軽減できる点にあります。

ファクタリングの契約方法オフラインオンライン
手続きの負担大きい小さい
発生する費用交通費・郵便代などが発生する交通費も郵便代も不要
資金調達スピード即日から数日で資金調達可能数時間での資金調達も可能
手続き中の安心感対面で手続きができるため高い非対面手続きに不安を感じる場合あり
選べる契約方法2社間・3社間ファクタリング2社間ファクタリング

オフラインでは平日に時間を作る必要があり、対面で断られた際の精神的ダメージも大きくなりがちです。一方オンライン完結型なら夜間・土日でも申込み可能で、書類はスマホ撮影でアップロードするだけです。

資金繰りが厳しい局面では冷静な判断が難しくなりがちですが、非対面で進められるオンライン完結型は心理的ハードルが低く、個人事業主には特におすすめです。

ファクタリングの手数料は上限・下限の両方で比較する

ファクタリング業者を比較する際、多くの人が注目するのが「手数料の安さ」です。しかし、下限手数料だけを見て判断するのは非常に危険です。

実際のファクタリングでは、下限手数料が適用されるのは一部の好条件案件のみ、個人事業主は中〜上限寄りの手数料になりやすい売掛先の信用力によって手数料が大きく変動する、という現実があります。

そのため、個人事業主が必ず確認すべきポイントは以下の3点です。

  • 上限手数料はいくらか(最大で何%かかる可能性があるか)
  • 固定手数料か、審査後に変動するタイプか
  • 見積提示後に手数料が変わらないか

特に、上限が明確なサービスや手数料固定型のファクタリングは、「最終的にいくら引かれるのか分からない」という不安を避けたい個人事業主に向いています。

ファクタリングでは、「一番安い業者」よりも「いくらかかるか事前に分かる業者」を選ぶことが、結果的に後悔しない選び方につながるでしょう。

個人事業主がファクタリングを利用する場合の注意点

ファクタリングは、個人事業主にとってスピーディーに資金調達できる便利な手段ですが、仕組みや前提条件を正しく理解せずに利用すると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

特に個人事業主の場合、法人とは法的な立場や提出できる書類が異なるため、「法人向けを前提としたファクタリングサービス」を選んでしまうと、申込み自体が無駄になってしまうケースも少なくありません。

ここでは、個人事業主がファクタリングを利用する前・審査時・契約時に、必ず確認しておくべき重要な注意点を順番に解説します。

申込前に確認!債権譲渡登記が必須のファクタリングは利用できない

債権譲渡登記は法人しかできない

個人事業主がファクタリングを利用するうえで、最初に必ず確認すべきポイントが「債権譲渡登記の要否」です。結論から言うと、債権譲渡登記が必須条件となっているファクタリングサービスは、個人事業主は利用できません。

これは法律上、債権譲渡登記を行える対象が原則として「法人」に限定されているためです。個人事業主は法人格を持たないため、登記そのものができず、結果として「登記必須」のファクタリング契約を結ぶことが不可能になります。

個人事業主がファクタリングを利用する場合は、「債権譲渡登記不要」、「個人事業主利用可」と明記されているサービスを選ぶことが必須条件です。

ファクタリング業者の公式サイトに記載がない場合は、申込み前に必ず確認するようにしましょう。

初回利用から請求書のみで審査通過できるファクタリングはない

ファクタリングの広告や比較記事では「請求書だけでOK」「書類は最小限」といった表現が使われることがありますが、初回利用から本当に請求書1枚だけで審査通過できるサービスは存在しません。

ファクタリング会社は請求書の有無だけでなく、以下の点を確認する必要があるためです。

  • 売掛債権が実在するか
  • 過去に売掛先からきちんと入金されているか
  • 架空取引ではないか

そのため最低限必要となるのが、請求書と通帳コピーの2点です。通帳コピーは、売掛先からの入金履歴を確認するために使用されます。

さらに多くのサービスでは、以下の書類も合わせて求められます。

  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 開業届または確定申告書(個人事業主の場合)
  • 請求書に関連する契約書・発注書などのエビデンス

申込み前に必要書類を正確に把握しておくことで、書類不備による審査遅延を防ぎ、スムーズな資金調達につながります。

「請求書」と「通帳のコピー」の2点はファクタリングにおける必須書類

請求書と通帳のコピーの2点はファクタリングの必須書類

ファクタリングにおける必須書類は「請求書」と「通帳のコピー」の2点ですが、初回利用時や売掛先の信用情報が弱い場合には、追加書類の提出を求められるケースがあります。主な必要書類は以下の通りです。

  • 売掛債権の存在を証明できる書類(請求書など)
  • 確定申告書
  • 入金状況が確認できる金融機関口座の通帳コピー
  • 取引先との基本契約書
  • 納税証明書

書類が多いと「面倒」「審査が厳しそう」と感じるかもしれません。しかし必要な確認をきちんと行っているということは、健全に運営されているファクタリング会社の証拠ともいえます。

むしろ注意が必要なのは、書類がほとんど不要だったり確認が極端に甘い業者です。審査をほぼ行わずに契約を急かすような会社は、高額手数料や不当な契約条件を後から提示してくる悪質業者である可能性があります。

申込み前に必要書類を確認・準備しておくことが、スムーズな審査通過と安全な契約への第一歩です。

《契約段階》審査通過後の契約時には償還請求権の有無を確認する

ファクタリングで最も注意すべきタイミングが、審査通過後の契約段階です。必ず確認しなければならないのが「償還請求権(リコース)」の有無です。

償還請求権とは、売掛先が倒産・未払いとなった場合に、利用者(個人事業主)がファクタリング会社へ返済義務を負う権利のことです。以下のように、有無によってリスクが大きく異なります。

  • 償還請求権あり(リコース):売掛先が未払いの場合、利用者が肩代わりして返済する義務が生じる
  • 償還請求権なし(ノンリコース):売掛先が倒産・未払いとなっても、利用者への返済請求は発生しない

個人事業主がファクタリングを利用する場合は、原則として償還請求権なし(ノンリコース)の契約を選ぶことが重要です。

契約書にサインする前に「償還請求権の有無」を必ず確認し、少しでも不明な点があればファクタリング会社に説明を求めましょう。納得できない条件での契約は避けることが、安全な資金調達の鉄則です。

手数料以外の「諸費用」請求や契約書の有無も要確認

審査通過後の契約時には、償還請求権の有無だけでなく以下の点も必ず確認しましょう。

  • 手数料以外に「事務手数料」「契約手数料」などの名目で諸費用が発生しないか
  • 振込手数料が別途差し引かれないか
  • 正式な契約書が発行されるか
  • 見積時の手数料と契約時の手数料に差異がないか

特に注意したいのが、見積時に提示された手数料とは別に諸費用が上乗せされるケースです。「手数料5%」と提示されていても、事務手数料や契約手数料が加算されると、実質的な負担はそれ以上になる場合があります。

また、口頭のみで契約書が発行されないファクタリング会社は要注意です。契約書がなければ、後からトラブルが発生した際に自分の身を守る手段がなくなります。正式な契約書の発行は、信頼できるファクタリング会社であるかを判断する基準の一つでもあります。

最終的に手元にいくら残るのかを契約前に必ず確認し、納得したうえで契約することが安全な資金調達の鉄則です。

審査なしや申込書類不要などを謳うファクタリング業者は避ける

ファクタリングは「売掛金の売買」であり、業者は売掛先の支払い能力(信用力)を評価して買い取ります。そのため、利用者の審査やエビデンス(請求書や証明など)の確認が一切行われないことは、仕組み上あり得ません。「審査なし」「書類不要」を過度に強調する業者は、ファクタリングを装った違法な貸付(闇金)である可能性が極めて高いため、絶対に避けてください。

こうした業者は、法外な手数料を要求したり、万が一入金が遅れた際に強引な取り立てを行ったりするリスクがあります。正規のファクタリング会社であれば、利用者の再起を妨げるような契約は結びません。必ず身分証明書や銀行口座の履歴、請求書などの提示を求め、適切な手順で審査を行う業者を選ぶことが、事業を守るための最低条件です。

手間を省きたい一心で安易な誘い文句に乗るのではなく、法令を遵守した運営を行っている信頼できるファクタリングを利用するようにしましょう。

個人事業主が気になるファクタリングに関するよくある質問

ファクタリングは個人事業主にとって便利な資金調達手段である一方、仕組みが分かりにくく、「本当に安全なのか」「融資と何が違うのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

ここでは、個人事業主から特に多く寄せられるファクタリングに関する質問について、誤解されやすいポイントを中心に分かりやすく解説します。

普通のファクタリングと給与ファクタリングの違いは?

普通のファクタリングと給与ファクタリングは、名前は似ていますが仕組みも安全性もまったく異なるものです。個人事業主が利用すべきなのは、「事業用の売掛債権」を対象としたファクタリングのみとなります。

事業用の売掛債権を対象としたファクタリングでは、取引先に対して発行した請求書(売掛債権)やすでに業務や納品が完了している取引を対象に、その債権をファクタリング会社へ売却し、早期に現金化します。これは法的にも認められている正当な資金調達方法です。

一方、給与ファクタリングは「将来受け取る給与」を対象とするものです。実質的に貸付と同じ構造、高額な手数料が設定されやすい、違法業者が関与しているケースが多い、といった問題があります。

実際、金融庁や消費者庁も注意喚起を行っており、トラブルに発展するケースが後を絶ちません。

個人事業主やフリーランスが資金調達を行う場合は、「請求書を売却する事業用ファクタリング」のみを利用するという点を必ず覚えておきましょう。

融資とファクタリングはどちらが個人事業主向き?

個人事業主が資金調達を検討する際、よく比較されるのが「融資」と「ファクタリング」です。

どちらが向いているかは、資金が必要な理由やタイミングによって異なります。

以下は、代表的な資金調達方法の違いをまとめた比較表です。

銀行融資ビジネスローンファクタリング
審査通過難易度高い低い低い
提出書類多い銀行融資よりは少ない少ない
資金調達スピード1ヶ月~3ヶ月程度即日~2週間程度即日~1週間程度
資金調達限度額高額資金調達も可能限度額は低め売掛債権の額次第
費用(金利・手数料)低い高め売掛先の信用力次第
担保・保証人必要になる場合が多い原則不要原則不要

銀行融資は金利が低く、長期的な資金調達に向いていますが、審査が厳しい、時間がかかる、確定申告書や事業実績が重視される、といったハードルがあります。

一方、ファクタリングは借金ではない、信用情報に影響しにくい、スピード重視、という特徴があり、短期的な資金繰り改善を目的とする個人事業主に向いている方法です。

そのため、緊急の資金繰りやつなぎ資金はファクタリングを利用し、設備投資や事業拡大 には融資と使い分けるのが現実的といえるでしょう。

ファクタリングではどんな債権でも売却可能?

ファクタリングですべての債権が売却できるわけではありません。債権の種類は主に以下の3つに分かれます。

  • 仕掛債権:依頼を受注してから、サービスの提供や商品の納品が完了するまでの間に発生する債権
  • 確定債権:サービスの提供や商品の納品が完了した際に発生する、入金日や代金の額が確定した債権
  • 将来債権:過去の取引実績などを参考に、将来的に発生が確実視される債権

原則としてファクタリング会社が審査対象とするのは確定債権のみです。一部の会社では仕掛債権・将来債権にも条件付きで対応していますが、審査は厳しく手数料も高くなりがちです。

個人事業主がファクタリングを利用する際は、請求書を発行済みの確定債権を対象にすることが、審査通過率・手数料条件の両面で最も現実的な選択といえます。